第16回公開講座の様子

 6月18日に第16回公開講座が開催されました。保育園、児童館などの現場から、およそ60名の参加がありました。現代の保護者理解、今求められている真の子どもへの支援は何かを深く考えさせられる1日でした。
公開講座写真1
事務局長、仁木やす子の挨拶
公開講座写真2
講師の関東学院大学教育学部 学部長
こども発達学科教授 土谷みち子氏の基調講演

『なぜ虐待が増えているか』
〜養育できない親への理解と保育園のできる支援とは〜
公開講座写真3
熱心に耳を傾ける参加者
虐待事例報告
「養育困難な母親による虐待」の発表
公開講座写真4
公開講座写真5 フロアからの質問
助言者は
子ども家庭支援センター 坂入健二氏
保健師            佐藤和央氏
元公立保育園園長    由井和子氏
そして午前から引き続き 土谷みち子先生 にも助言者に入って頂き
  保育園で出来る支援や親子に必要な支援について考えました。
公開講座写真6 公開講座写真7
公開講座写真8
参加者の相談事例では
ジェノグラムを書きながら家庭背景を
探りました。
今回の公開講座では
「事例検討から、自分に置き換えて考える機会になった。」
「専門職の助言者の方々の色々な角度からの考えや思いを聞けて良かった。心強かった」
と言う感想が多数ありました。
関係機関との連携や、専門機関の力を保育園は、もっと活用すべきと感じた方もいたようです。参加した学生は、現場の生の声を聴く機会は貴重な体験となり勉強になったという感想もありました。

子どもを可愛くすると親も変わっていくという土谷先生からのメッセージや、子育てが難しい現代において虐待は社会問題と言う認識を参加者一人ひとりが身近な問題と感じられた1日となったと感じます。

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