コロナ禍の虐待研の活動報告

 皆様、こんにちは。
 年度末に入りあわただしい毎日が続いていることと思います。
 さて、コロナ対策の緊急事態宣言を受け、1月例会は中止をせざるを得ませんでした。
 1月例会では、就学が目前に控えたこの時期、子どもを小学校へ送り出すにあたり、抱えている不安を少しでも減らせるためには、どんなことが出来るかを、参加者の皆様とともに検討し合う予定でした。
 事例の内容が就学を控えての悩みであったことを考え、当研究会としても、少しでもお力になれることはないかと、「保育者のための子ども虐待対応の基本」の本の
 『ケース離れと引継ぎ』に掲載されている内容を紹介しながら、
 卒園までの保育園生活で
 ・子どもの保育に関すること
 ・保護者対応
 ・引継ぎをしていくための関係機関との連携
について、アドバイスをしました。
 その後、事例の保育園からも、アドバイスを職員と共有して、子どものことを第一に考えて対応していきたいという返事をいただきました。

 本来の月例会では、これらの課題を参加者とともに討議することで、見えなかった トンネルの出口が少しずつ見えてくるようになります。
 報告する先生は、暗雲が立ち込めた中にいるような表情で事例の報告を始めますが、 討議をしていく中で取り組んできた内容を振り返り、考えが整理されて新たな発見を見出すことができるようです。
 終了時間の頃は、「保育園に帰って、また明日から頑張ります!」と元気な姿を見せてくれます。
 虐待対応は丁寧で細やかな保育が求められますが、事例の内容にはいろいろな問題が複雑に絡み合う要素が含まれており、なかなか解決策が見えにくいものです。
 月例会は限られたわずかな時間ですが、参加者間で検討を重ね、絡み合った糸は少しずつほどけ、そこから保育にたくさんのヒントを見出せ、共有することが出来ます。
 そのことは、保育の悩みの解決につながる糸口であり、明日からの保育に前向きに進めるための当研究会からの応援エールだと思っております。

 今、コロナ禍にある保育園では、家庭を取り巻く社会情勢の変化に経験したことがない、新たな問題が発生していることもあるのではないでしょうか。
 月例会の開催を願う声も届く中、顔を合わせ、頭を突き合わせながら、多くの参加者と共に考え合うことを続けていきたいと思っております。

 感染予防対策を講じながら、今後も出来る限り開催に向け頑張ります。

 是非、月例会に事例をお寄せください。お待ちしております。

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